JR福知山脱線事故を風化させないために・・・山下亮輔氏講演・ライブ
24日 午後2時から開催の「事故サポ講演会」に少し遅れて参加。今回は、107人の死者を出したあの悲惨な福知山線脱線事故、1両目に乗車し、奇跡的に救われた2名のうちのお一人、
山下亮輔さんの講演とミニライブとお聞きし、友人を誘って参加。
事故直後から発見されるまでの孤独とのたたかい、救出されてからの苦しみは、想像を絶するものがあり、思わず涙してしまいました。
また、「あの日から未来へ・・・」の演題が示すように、「事故を終わりにするのでなく始まりに・・・」と言う山下さんの前向きな生き方に感動。そしてそう思えるようになったのは、入院先の関西労災病院のスタッフの方たちの献身的な看護・リハビリがあったから・・・。
「きっとこの方達がいなかったらボクは寝たきり・・・事故とのトラウマを克服できたのはスタッフの方々のおかげ。沢山の方々に支えら れていると感じ、頑張ることができた。今は歩くのに杖は必要だが、事故から1年後大学に復学してからは、大学の近くにアパート住まいし、家事は全て自分でする。それが自分にとってのリハビリだから・・・。
そして今では、時間を見つけ、事故に遭ったのは不幸だが、こんな事故を2度と起こさないために、事故を風化させないために何ができるかと講演活動をしている」と。(三田市民病院のスタッフが、こんなスタッフであってほしいと願わずにはいられなかった。)
自分の思いを作詞した歌も披露して下さったが、感動的な詩と歌のうまさに場内感動の渦・・。わたしも後でCDを購入!
講演後、同じ1両目で息子さんを失われた、Kさんとご挨拶を交わし、後の座談会に出席した。10数人の座談会だったが充実した元気をいただいたいい会だった。現職神戸市の消防士さんの「一人でも沢山の命を助けるために、
指揮系統の中で、常に命に向き合っている」というお話や、山下さんをサポートしているゼミ学生の方々の「経験をしてみないとわからない。踏み出して初めて、見えることが多い。支援する会の活動を通して多くの方々と知り合い多くのことを学ばせていただいた。社会に出て役立てたい。」「事故にあったことは悲しいが、その事で、多くの親切な方と新しい出会いが沢山あった事に感謝。加害者は、責任逃れをしようと、被害を小さく、責任を小さくしようと理不尽。自分の身内でも同じようにするのでしょうか?!」と事故家族の方の発言。
胸に響くお話が続いた。事故調のメンバーに届けたい!と思うような、当事者及び関係者の叫びでしたが、「良い関係をつなげたい!つながりをたいせつにしたい!」と思うようなあったかい会でした。




